兵庫県の地図を背景に、神戸・播州・但馬を象徴する3人の男女が、それぞれの代表的な方言(しとぉ?、ごーわくや!、べっちょない)を話している、楽しげなアニメ風イラスト。

広告 兵庫方言

【挑戦状】兵庫県の方言クイズ全15問!あなたは「ごーわく」の意味わかる?

「え、今の言葉どういう意味?」

兵庫県出身の友達や同僚との会話で、思わず聞き返してしまった経験はありませんか? 「関西弁」と一括りにされがちですが、実は兵庫県には神戸のオシャレな方言から、ちょっぴり(?)怖いと言われる力強い方言まで、驚くほど多様な言葉が溢れています。

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例えば、播州地方で「ごーわくやわ!」と言われたら、あなたはどう感じますか? 「ご苦労様」的な意味だと思ったら大間違い。実はこれ、「腹が立つ!」という意味なんです。知らずにいると、人間関係にヒビが入りかねませんよね。

この記事をクイズ形式で楽しめば、そんな「うっかり誤解」を防げるだけでなく、兵庫県のディープな言語文化の面白さにどっぷりハマれること間違いなしです!

この記事でわかること

  • ゲーム感覚で兵庫県の多様な方言が覚えられる
  • 地元民でも意外と知らない言葉の背景がわかる
  • 勘違いされやすい方言の実践的な使い方が身につく
  • 兵庫県への旅行や人付き合いがもっと楽しくなる

【初級編】まずは肩慣らし!日常会話で使う基本の兵庫方言

「これくらい知ってて当然!」と思っているあなた、本当に大丈夫ですか? まずは、兵庫県の日常でよく耳にする基本レベルの方言から挑戦してみましょう。友人との会話を思い出しながら、気軽に答えてみてくださいね。

第1問:「ほかす」ってどういう意味?

友達がゴミ箱を指差しながら「これ、ほかしてきてくれる?」と言いました。さて、あなたは何を頼まれたのでしょうか?

正解は「捨てる」です。

これは兵庫県だけでなく関西広域で使われる言葉ですが、知らないと「え、保管するの?」と勘違いしてしまうかもしれません。 「そのゴミほかしといて」は「そのゴミ捨てといて」という意味になります。

第2問:「なおしといて」の本当のお願いは?

散らかった部屋を見て、お母さんが「このおもちゃ、なおしといてな」と言いました。壊れたおもちゃを探し始める前に、まずやるべきことは何でしょう?

正解は「片付ける」です。

これも関西以外の人を混乱させる代表的な方言です。 「なおす」は「修理する(fix)」ではなく「元の場所に戻す・片付ける(put away)」という意味で使われます。 壊れてもいないのに「なおしといて」と言われたら、それは「片付けてね」というサインです。

第3問:「いぬ」は動物の犬のこと?

友人との待ち合わせ。「そろそろ時間やし、もういぬわ」とメッセージが来ました。これは一体どういう意味でしょう?

正解は「帰る」です。

「いぬ」は「帰る」を意味する言葉で、特に神戸や播磨地方でよく使われます。 「時間やし、もういぬわ」は「時間だから、もう帰るね」というニュアンスです。 知らないと「犬がどうしたの?」と不思議に思ってしまいますね。

第4問:「えらい」は偉い人ってこと?

一日中歩き回った後、友人が「今日はよう歩いたからえらいわ〜」と一言。これは自画自賛しているのでしょうか?

正解は「しんどい・疲れた」です。

丹波地方などでよく使われる「えらい」は、標準語の「偉い」とは全く意味が異なります。 この言葉のすれ違いが原因で、「『えらそうにしている』と誤解されて離婚の引き金になった」という悲しいエピソードまで存在するほど、注意が必要な方言です。

第5問:神戸のパン屋で探すべき「サンライズ」とは?

神戸のパン屋さんに入ったあなた。甘い香りに誘われて「メロンパン」を探しますが、どこにも見当たりません。がっかりする前に、探すべき商品名は何でしょう?

正解は「メロンパン」のことです。

驚くかもしれませんが、神戸では一般的にメロンパンのことを「サンライズ」と呼びます。 観光客が「メロンパンください」と言っても見つからず、「サンライズ」という名前で売られているのを見て驚く、というのはよくある話です。

【上級編】これが解ればあなたも兵庫県民!難解方言に挑戦

さて、ここからは難易度がグッと上がります。イントネーションや特定の地域でしか使われない、マニアックな言葉のオンパレード! 地元民でも「え、そんな意味やったん?」と驚くかもしれません。全問正解できたら、あなたを「兵庫方言マスター」に認定します!

第6問:神戸の人が言う「こけよった」はどんな状況?

神戸出身の友人が慌てた様子で「うわ、今こけよったわ!」と言いました。あなたは救急箱を取りに走りますか? それとも「大丈夫?」と声をかけますか?

正解は「転びそうになった(けど、転んでいない)」です。

【要注意】神戸弁と大阪弁の大きな違い

これは神戸弁と大阪弁の大きな違いを示す代表例です。 大阪で「こけよった」と言うと「転んだ」という事実を指しますが、神戸では「危うく転ぶところだった」という未遂の動作を表します。 この違いを知らないと、「大丈夫?」と心配する大阪人と、「いや、だから転んでないって!」と返す神戸人の間で、会話が全く噛み合わない「こけよった事件」が発生します。

第7問:播州弁の「べっちょない」が持つ温かさとは?

あなたが何か失敗して落ち込んでいる時、姫路出身の友人が「こんくらい、べっちょないで」と声をかけてくれました。これはどんな意味でしょう?

正解は「大丈夫」「問題ない」です。

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「怖い」と言われがちな播州弁ですが、そのイメージを覆す最も美しい言葉がこの「べっちょない」です。 相手を気遣い、安心させる時に使われる、愛情のこもったフレーズなのです。 力強い言葉の裏に隠された、播州人の人情味あふれる温かさを感じられる一言です。

第8問:迫力満点!「ごーわく」ってどんな気持ち?

理不尽な態度を取られた播州の人が、顔をしかめて「あいつの態度、ごーわくわ!」と吐き捨てました。これは一体どんな感情を表しているのでしょうか?

正解は「腹が立つ」です。

「なんどいや!(なんだ!)」「わえ!(お前!)」などと並び、播州弁の力強いイメージを形成する代表的な言葉です。 知らない人が聞くと怒っているように聞こえるかもしれませんが、これも播州人のストレートな感情表現の一つなのです。

もっと知りたいあなたへ

なぜ播州弁はこんなに力強く、怖いとまで言われるようになったのでしょうか? その歴史的背景や文化に興味が湧いた方は、こちらの記事でさらに深く解説しています。

なぜ播州弁は怖いと言われるのか、その秘密はこちら

第9問:丹波地方の丁寧語「〜ちゃった」の使い方

丹波地方で、尊敬する先生の行動について話すとき、「先生は出かけちゃった」と言います。これは軽い表現に聞こえますが、本当はどんなニュアンスなのでしょう?

正解は「先生は出かけられた」という尊敬表現です。

これは「ちゃった弁」とも呼ばれる丹波弁の最大の特徴です。 標準語の感覚だと「〜しちゃった」と聞こえるため、軽い過去形のように感じられますが、丹波地方ではこれが丁寧な尊敬語として機能します。 このユニークな敬語表現は、地域の文化を色濃く反映しています。

第10問:但馬弁の語尾「〜だっちゃ」が示す出身地

兵庫県の北部、但馬地方でよく聞かれる「〜だっちゃ」という語尾。例えば「昨日、城崎温泉に行っただっちゃ」。この言葉を聞いて、あなたは何を連想しますか?

正解は、但馬地方が言語学的に「中国方言」に属することを示しています。

実は、但馬弁は神戸弁や播州弁などの「近畿方言」とは異なり、鳥取県などで話される「中国方言」のグループに分類されます。 そのため、関西特有のイントネーションが薄く、「一番関西色が弱い方言」と言われることもあります。 「〜だっちゃ」という響きは、兵庫県が持つ言語の多様性と、日本海を通じた文化的な繋がりの証なのです。

よくある質問(FAQ)

Q1: 兵庫県の方言で「かわいい」って言われるのはどれ?

A1: 神戸市周辺で話される「神戸弁」が「かわいい」と評されることが多いです。文末に付く「〜しとぉ?」や「〜しとん?」といった、少し伸びるような柔らかい響きが、そのかわいらしさの源泉とされています。

Q2: 兵庫県で一番怖い方言は本当に播州弁なの?

A2: 姫路市を中心とする播磨地方の「播州弁」が、「日本一ガラが悪い」「怖い」というイメージを持たれがちです。 「なんどいや!」「ごーわく」といった力強い言葉がその理由ですが、実際は人情味あふれる温かい一面も持っています。

Q3: 兵庫県の方言がこんなにたくさんあるのはどうして?

A3: 兵庫県が瀬戸内海から日本海まで南北に長く、山地で隔てられている地形が主な理由です。 かつては陸路より海路が主要交通路だったため、淡路島は徳島や和歌山、但馬は鳥取との結びつきが強くなるなど、人の移動と交流の歴史が多様な方言文化を育みました。

まとめ:クイズで学ぶ兵庫方言の奥深い世界

今回は、兵庫県の多様な方言をクイズ形式で巡る旅にお付き合いいただき、ありがとうございました。全10問、あなたはいくつ正解できましたか?

この記事のポイント

  • 兵庫県は「方言のデパート」: 神戸弁、播州弁、但馬弁など、地域ごとに全く異なる特徴を持つ言葉が存在する。
  • 言葉は文化の「生きた地図」: 方言の違いは、単なる地域の差ではなく、地形や歴史、人々の交流が刻んだ証である。
  • 誤解は笑いと学びの種: 「こけよった」や「えらい」のように、意味の違いが面白い誤解を生むが、それを知ることが相互理解の第一歩となる。

もしあなたが次に兵庫県を訪れる機会があれば、ぜひこの記事を思い出してください。カフェで聞こえる神戸弁、市場で飛び交う播州弁、その一つ一つが、あなたをより深く、より本物の兵庫県の魅力へと誘ってくれるはずです。

本記事は公式サイト・各サービス公式情報を参照しています

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