「北海道弁ってなんとなくわかる気がする」——そう思っているあなた、ちょっと待ってください。「じぶき」「がまわれ」「くき」「ごっぺかえす」……これ、全部スラスラ読めますか?知ってるつもりで全然知らない、それが北海道弁の深〜いところ。地元民しか日常で使わないリアルな言葉たちが、今回のクイズにはぎっしり詰まっています。観光で札幌に行ったことがある程度じゃ、まず太刀打ちできません。全15問、最後まで挑戦してみてください!
- 北海道の厳しい自然や暮らしから生まれた「なぜそう言うの?」という発見がある
- テレビや旅行では絶対に出てこないレアな北海道弁に出会える
- 地元の人と話すとき、思わず使いたくなる言葉が見つかる
- 全問クリアできたら、あなたはもう名誉北海道民を名乗っていい
【第1問】顔が雪だらけになる、あの現象
Q. 冬の北海道を車で走っていると、積もった雪が強風で巻き上げられて視界がゼロに。地元のおじさんが「今日はじぶきがひどくて大変だったわ〜」と言いました。さて、じぶきってどういう意味?
- A. 凍りついた路面
- B. 地吹雪
- C. 冷たい北風
- D. 吹き溜まりの雪
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正解は... B. 地吹雪
「じぶき」は地吹雪のこと。積もった雪が強風によって吹雪のように舞い上がる現象です。「ひっといじぶきで顔まで雪まみれだ」というように、北海道の冬の厳しさを表す言葉のひとつ。道民には馴染み深い表現です。
【第2問】今朝の寒さ、どう表現する?
Q. 北海道の真冬、朝起きて外に出た瞬間「今朝はしばれるねー」とご近所さん。標準語で育ったあなたはとっさに意味が取れない!しばれるとはどういう意味でしょう?
- A. 風が強い
- B. 雪が深い
- C. ひどく寒い・凍りつく
- D. 路面が滑る
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正解は... C. ひどく寒い・凍りつく
「しばれる」はひどく寒い、凍りつくという意味。「今朝はしばれるねー」は「今朝はたいそう寒いねえ」ということ。北海道弁の中でも特に有名な言葉で、道民なら日常的に使う表現です。
【第3問】猫を抱いたら大変なことに
Q. 友人が「猫を抱いてやったらかっちゃかれちゃってさ〜」と言っています。かっちゃくってどういう意味?
- A. 嚙みつく
- B. 蹴る
- C. 引っ搔く
- D. 逃げる
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正解は... C. 引っ搔く
「かっちゃく」は引っ搔くという意味。「ねこだいてやったらかっちゃかれて」は「猫を抱いてやったら引っ搔かれちゃって」ということ。猫好きな道民なら一度は経験しているシーンですね。
【第4問】単身赴任の札幌ライフ
Q. 道内の別の地域に住む知人が「さっちょんもあんがい気楽なもんだよ」と言っています。さっちょんとは何のこと?
- A. 札幌での単身赴任の生活
- B. 札幌行きの特急列車
- C. 札幌市内の繁華街
- D. 札幌名物のジンギスカン
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正解は... A. 札幌での単身赴任の生活
「さっちょん」は札幌での単身赴任の生活のこと。「さっちょんも案外気楽なものだ」というように使います。「札幌チョンガー」の略で、北海道ならではのユニークな表現です。
【第5問】夜中に聞こえてくる不思議な音
Q. 極寒の冬の朝、道産子のお母さんが「ゆうべもしばれてがまわれの音してたもね」と言っています。がまわれとはどういう意味?
- A. 屋根から雪が落ちる
- B. 寒さで木が凍り割れる
- C. 水道管が凍る
- D. 窓ガラスが結露する
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正解は... B. 寒さで木が凍り割れる
「がまわれ」は寒さで木が凍り割れることを指します。「昨夜も冷え込んでがまわれの音がしていたものね」というように使われます。北海道の厳しい冬ならではの、迫力ある自然現象です。
【第6問】話の流れをつなぐ一言
Q. 北海道出身の友達が「昨日町に行ったさ。したっけ友達に会ったんだ」と話しています。したっけはここでどういう意味で使われている?
- A. だから
- B. そうしたら
- C. それでも
- D. さようなら
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正解は... B. そうしたら
「したっけ」はここでは「そうしたら」という意味で使われています。「昨日町に行ったさ。そうしたら友達に出会ったよ」ということ。文脈をつなぐ接続詞として日常会話でよく使われます。
【第7問】飲み過ぎた翌朝の後悔
Q. 二日酔いのおじさんが「いやあ、昨夜は酒を飲み過ぎてごっぺかえしたわ〜」とぼやいています。ごっぺかえすとはどういう意味?
- A. 眠り込む
- B. 大失敗する
- C. 吐いてしまう
- D. 大暴れする
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正解は... B. 大失敗する
「ごっぺかえす」は大失敗するという意味。「いやあ、昨夜は酒を飲み過ぎてごっぺかえした」は「大失敗してしまった」ということ。北海道弁らしい力強い表現で、失敗の悔しさが伝わってきますね。
【第8問】こぼれる前にやること
Q. お母さんが子どもに向かって「つっぺかれ、まかしてまうべ!」と言っています。つっぺとは何のこと?
- A. 栓・びんの栓など
- B. ふきん
- C. フタ・蓋
- D. バケツ
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正解は... A. 栓・びんの栓など
「つっぺ」は栓、びんの栓などのこと。「つっぺかれ、まかしてまうべ」は「栓をしろ、こぼしてしまうじゃないか」ということ。日常のひとコマに登場する、生活感あふれる北海道弁です。
【第9問】畑でとれるあの豆
Q. 農家のおじいさんが「ことしのしょーず、できいいさ」と誇らしげに言っています。しょーずとは何のこと?
- A. じゃがいも
- B. とうもろこし
- C. あずき
- D. 大豆
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正解は... C. あずき
「しょーず」は小豆(あずき)のこと。「今年の小豆は出来がいいよ」というように使われます。漢字で書くと「小豆」。北海道は小豆の一大産地で、農家の会話に自然に出てくる言葉です。
【第10問】海がにぎわう、あの現象
Q. 漁師のおじさんが「もう何十年もくきなんてなくなったなあ」としみじみ言っています。くきとはどういう意味?
- A. 大漁のこと
- B. 魚群が岸に押し寄せる
- C. 漁船が一斉に出港する
- D. 海が凍りつく
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正解は... B. 魚群が岸に押し寄せる
「くき(群来)」は魚群が岸に押し寄せることを指します。特にニシンが産卵・放精のため海岸近くに押し寄せる現象のこと。「もう何十年もくきなんてなくなった」という言葉には、昔の北海道の海の豊かさへの思いが感じられます。
【第11問】六月の海に漂うもの
Q. 北海道の漁村に住む人が「六月になったら毎日がすがかかるよ」と言っています。がすとは何のこと?
- A. プロパンガス
- B. 霧・特に海の霧
- C. 強い海風
- D. 海の波しぶき
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正解は... B. 霧・特に海の霧
「がす(ガス)」は霧、特に海の霧のこと。「六月になったら、毎日ガスがかかるよ」というように使われます。北海道の沿岸部では夏に濃霧が多く、漁師や海辺の暮らしに密着した言葉です。
【第12問】ストーブに火をつけるとき
Q. 山の近くに住む高齢の方が「むかしはがんびをストーブのたきつけにしたものだ」と話しています。がんびとは何のこと?
- A. 枯れ草
- B. 松ぼっくり
- C. 白樺の木やその皮
- D. 炭
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正解は... C. 白樺の木やその皮
「がんび」は白樺の木やその皮のこと。「昔はがんびをストーブのたきつけにしたものだ」というように使われます。北海道の豊かな森林と暮らしが結びついた、情緒あふれる言葉です。
【第13問】冬の住まいの悩み
Q. 春先に北海道の家主さんが「いやもう、すガもりにはまいったなあ」とため息をついています。すガもりとはどういう意味?
- A. 玄関に雪が積もり込む
- B. 屋根の積雪による水漏れ
- C. 雪の重さで屋根が壊れる
- D. 排水溝が雪で詰まる
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正解は... B. 屋根の積雪による水漏れ
「すガもり」は屋根の積雪による水漏れのこと。「いやもう、すがもりにはまいったなあ」というように使われます。雪国ならではの住まいのトラブルで、道民なら共感必至の言葉です。
【第14問】ゴミをどうする?
Q. 北海道のお母さんが子どもに「このごみ、なゲれ!」と言っています。なゲるとはどういう意味?
- A. 燃やす
- B. 持って行く
- C. 捨てる
- D. まとめる
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正解は... C. 捨てる
「なゲる」は捨てるという意味。「このごみを捨てろ」ということです。北海道弁では「投げる」が「捨てる」の意味で使われることで知られていますが、「なゲる」もその仲間。初めて聞くと戸惑いますよね。
【第15問】人に会うのが…?
Q. 友達が「人に会うのがおもやみで、最近家にこもってる」と言っています。おもやみとはどういう意味?
- A. 怖い・恐ろしい
- B. おっくう
- C. 恥ずかしい
- D. 疲れる
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正解は... B. おっくう
「おもやみ」はおっくうという意味。「人に会うのがどうもおっくうで」ということ。なんとなく気が重くて面倒くさい、そんな気持ちをひと言で表す北海道弁。現代人の心にも刺さる表現ですね。
あなたは何問正解できた? 結果発表!
- 【0〜3問正解:観光客レベル】北海道といえばラーメンとジンギスカン!……言葉はまだまだこれから。でも興味を持ってくれたことが大事。次の旅でぜひ使ってみて!
- 【4〜8問正解:北海道好きレベル】北海道に思い入れがある人ですね。「しばれる」あたりは知ってたんじゃないですか?もう少し踏み込めば、道民にぐっと近づけますよ。
- 【9〜12問正解:ネイティブ北海道民レベル】これはすごい!道産子か、それに近い環境にいる人ですね。日常会話の中に北海道弁が自然に染み込んでいる証拠です。
- 【13〜15問正解:長老・名誉北海道民レベル】もはや北海道の魂が宿っています。「がまわれ」「くき」まで即答できたあなたは、名誉北海道民を名乗る資格あり。道民の友人も驚くはずです!
まとめ — 方言は、その土地の暮らしそのもの
「じぶき」「がまわれ」「くき」……北海道弁には、北海道の厳しい冬や雄大な自然、そして人々の暮らしが凝縮されています。方言はただの「なまり」じゃなく、その土地で生きてきた人たちの言葉の文化そのもの。知れば知るほど、北海道という場所がもっと好きになってくるはずです。次に北海道出身の人と話す機会があったら、ぜひ「今日、しばれるね〜」のひと言から試してみてください。きっと相手の顔がぱっと明るくなりますよ。
よくある質問(FAQ)
Q. 北海道弁は他の地域の方言と比べて特徴はありますか?
A. 北海道は開拓の歴史が比較的新しく、全国各地から移住した人々の言葉が混ざり合って形成されています。そのため東北弁に近い表現もあれば、独自に生まれた表現もあります。
Q. 「したっけ」には「さようなら」という意味もあると聞いたことがありますが?
A. 今回のデータでは「したっけ」の意味は「そうしたら」として記載されています。文脈や使われ方によってニュアンスが異なる場合がありますので、実際の会話の流れで判断するのがよいでしょう。
Q. 北海道弁は若い人も使いますか?
A. 「しばれる」「なゲる」など、日常的に定着している表現は若い世代にも使われています。一方「がまわれ」「くき」などはより特定の地域や世代に根付いた言葉といえます。
Q. 北海道弁を聞ける場所や機会はありますか?
A. 北海道を実際に訪れて地元の方と話すのが一番ですが、北海道出身のタレントさんやYouTuberの動画・インタビューなどでも自然な北海道弁に触れることができます。
Q. 北海道は地域によって方言に違いはありますか?
A. 北海道は面積が非常に広いため、道南・道央・道東・道北などで使われる言葉や表現に差がある場合があります。漁業が盛んな沿岸部では「くき」「がす」のような海に関連した言葉も多く残っています。