「お前ら、アイドルになるんじゃい!」
あの日、巽幸太郎の絶叫から始まった、ゾンビでアイドルな少女たちの物語。
佐賀県を舞台にした大人気アニメ『ゾンビランドサガ』に魅了され、「いつか聖地巡礼に行きたい!」と思っているあなた。
どうせなら、フランシュシュのメンバーが話していた、あの独特な響きの「佐賀弁」をマスターして、旅をさらに特別なものにしませんか?
例えば、特攻隊長・二階堂サキの決め台詞「ぶっ殺すぞ!」は、実は仲間を想う気持ちの裏返し。
そんな言葉の裏側を知れば、作品の世界にもっと深く没入できるはずです。
この記事では、聖地巡礼の前に絶対に覚えておきたい、作中の重要な佐賀弁を徹底解説します。
これだけは覚えとけ!フランシュシュの必須佐賀弁

この画像は当ブログ用に生成したイメージです
まずは基本から。フランシュシュのメンバーが日常的に使っていた、印象的な佐賀弁を覚えましょう。
これらの言葉を知っているだけで、アニメを見返す時や聖地を訪れた時の解像度が格段に上がります。
- 第1問:「殴る」じゃない?「くらす」
- 第2問:途方に暮れた時の合言葉「どやんす?」
- 第3問:かわいいの最上級「やーらしか」
- 第4問:うるさい!うっとうしい!「せからしか」
- 第5問:武士の言葉がルーツ?「おうかん」
第1問:「殴る」じゃない?「くらす」
作中での登場シーン
リリィがデスメタルに挑戦する際、サキが「デスメタル舐めとったらくらすけんな!」と発破をかけるシーンで使われました。
意味と解説
「くらす」は、佐賀弁で「殴る、しばく、ぶん殴る」といった意味を持つ、かなり強めの言葉です。標準語の「喰らわす」が語源とされています。サキの特攻隊長らしい、気合の入った性格がよく表れたセリフと言えるでしょう。もし佐賀でこの言葉を耳にしたら、相手は相当怒っている可能性があるので注意が必要です。
第2問:途方に暮れた時の合言葉「どやんす?」
作中での登場シーン
予期せぬトラブルに見舞われた時や、どうしていいか分からなくなった場面で、サキが口にする口癖のような言葉です。
意味と解説
「どやんす?」は、主に唐津地方で使われる方言で、「どうする?」「どうしようか?」という意味です。標準語の「どうするのだ?」が変化したものと言われています。困った状況で思わず口から出てしまう、非常にリアルな方言です。聖地巡礼中に道に迷ったら、仲間と「どやんす?」と顔を見合わせてみるのも一興かもしれません。
第3-問:かわいいの最上級「やーらしか」
作中での登場シーン
メンバー同士がお互いを褒めたり、かわいい衣装を見たりした時など、ポジティブな場面で頻繁に使われます。
意味と解説
「やーらしか」は、佐賀弁で「かわいい、愛らしい」を意味する代表的な言葉です。母音が融合して生まれる、やわらかく伸びやかな響きが特徴。この言葉は、告白フレーズとしても非常に人気があります。
第4問:うるさい!うっとうしい!「せからしか」
作中での登場シーン
巽幸太郎のハイテンションな言動に対して、メンバーが呆れたり、うんざりしたりする場面で使われます。
意味と解説
「せからしか」は、「うるさい、面倒くさい、うっとうしい」といった、幅広いネガティブな感情を表す便利な言葉です。何かと騒がしい幸太郎と、それに振り回されるフランシュシュの関係性を象徴する方言とも言えます。旅の途中で面倒なことが起きたら、心の中で「せからしか!」と呟いてみると、少し気が楽になるかも?
第5問:武士の言葉がルーツ?「おうかん」
作中での登場シーン
フランシュシュがゲリラライブを行う場所として、駅前の大通りを指して「おうかん」という言葉が使われることがあります。
意味と解説
「おうかん」は、「表通り、大通り」を意味する言葉で、実は佐賀藩の武士たちが使っていた漢語「往還」に由来します。このように、佐賀弁には歴史的な言葉が日常的に溶け込んでいるのが非常に面白い点です。
【二階堂サキ編】特攻隊長のガチ佐賀弁(唐津弁)を使いこなせ!

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『ゾンビランドサガ』の佐賀弁といえば、やはり二階堂サキの存在は欠かせません。
彼女が使う言葉は、佐賀県の中でも特に北部(唐津市など)で話される「唐津弁」の特徴が色濃く出ています。
- 決め台詞の真意:「ぶっ殺すぞ!」
- 強調の言葉:「がばい」と「ぎゃん」
- 悪態も愛情表現?:「ふうけもん」
- 意外と知らない?:「きっちゃん」
- これも方言だった!:「〜ばい」「〜けん」
- よくある質問
- 総括・まとめ
決め台詞の真意:「ぶっ殺すぞ!」
意味と解説
もちろん、文字通りの意味ではありません。これはサキなりの最大級の激励や愛情表現です。
仲間を想う気持ちが強いあまり、不器用で乱暴な言葉になってしまうのです。
彼女の過去や、仲間との絆を知っているファンなら、この言葉の裏にある温かさを理解できるはず。
決して聖地で軽々しく使ってはいけませんが、この言葉のニュアンスを知っていることは、ファンであることの証です。
強調の言葉:「がばい」と「ぎゃん」
意味と解説
どちらも「とても、すごく」という意味の強調語ですが、ニュアンスが少し異なります。
- がばい: 佐賀県全域で比較的広く使われます。『佐賀のがばいばあちゃん』で有名になりました。
- ぎゃん: 「こぎゃん(こんな)」「そぎゃん(そんな)」のように、唐津・田代エリアでよく使われる「こそあど言葉」の変化形です。サキが使うことで、彼女が唐津エリアの出身であることが示唆されます。
この使い分けに注目すると、キャラクターの出身地まで見えてくるかもしれません。
悪態も愛情表現?:「ふうけもん」
意味と解説
「ふうけもん」は「馬鹿者、たわけ者」を意味する、代表的な罵倒語です。
これも「ぶっ殺すぞ!」と同様に、サキが使う場合は、親しい相手へのツッコミや、愛情を込めた叱咤激励のニュアンスが含まれます。
言葉の強さとは裏腹に、そこには深い関係性が隠されているのです。
意外と知らない?:「きっちゃん」
意味と解説
「きっちゃん」は「汚い」という意味の言葉です。
「きっちゃんばらしか」という形で使われることもあります。
例えば、サキが汚れた服を見て「なんね、このきっちゃん服は!」と言うような場面で使われます。
これも知っていると「通」な方言の一つです。
これも方言だった!:「〜ばい」「〜けん」
意味と解説
- 〜ばい: 「~だよ」という断定や主張を表す語尾。博多弁のイメージが強いですが、佐賀でも広く使われます。「やるばい!(やるよ!)」
- 〜けん: 「~だから」という理由を表す語尾。「雨が降っとるけん、行かん(雨が降っているから、行かない)」
これらは九州地方で広く使われる方言ですが、『ゾンビランドサガ』でも多用されており、佐賀の日常会話のリアルな雰囲気を作り出しています。
聖地巡礼中、地元の方の会話に耳を澄ませてみてください。きっと「〜ばい」「〜けん」が聞こえてくるはずです。
よくある質問
『ゾンビランドサガ』の舞台は佐賀県のどこですか?
佐賀市を中心に、唐津市、伊万里市、嬉野市など、佐賀県全域が舞台となっています。佐賀城本丸歴史館や唐津駅前の広場、ドライブイン鳥など、作中に登場した実在の場所が数多くあり、聖地巡礼スポットとして人気です。
二階堂サキの佐賀弁は、他のキャラと違うのですか?
はい、違います。サキが使うのは主に県北部の「唐津弁」で、「どやんす?」や「ぎゃん」といった特徴的な言葉を使います。他のメンバーが使う、より一般的な「佐賀弁」と聞き比べることで、佐賀県内の言葉の多様性を感じることができます。
佐賀弁で面白い勘違いエピソードはありますか?
たくさんあります。例えば、佐賀の人が言う「びんた」は「ほっぺた」のことで、決して暴力を意味するわけではありません。
総括・まとめ
今回は、『ゾンビランドサガ』の聖地巡礼を10倍楽しむための佐賀弁講座をお届けしました。
| キャラクター/場面 | 覚えておきたい佐賀弁 | 意味 |
|---|---|---|
| フランシュシュ共通 | くらす | 殴る、しばく |
| フランシュシュ共通 | どやんす? | どうする? |
| フランシュシュ共通 | やーらしか | かわいい |
| 二階堂サキ | ぶっ殺すぞ! | 最大級の激励・愛情表現 |
| 二階堂サキ | ぎゃん | とても、すごく(唐津弁) |
作中で使われる方言は、単なる言葉のバリエーションではなく、キャラクターの個性や出身地、そして感情の機微を表現するための重要な要素です。
特にサキが使う言葉の裏にある本当の意味を知ることで、彼女の不器用な優しさや仲間への想いを、より深く感じ取れたのではないでしょうか。
さあ、これであなたの聖地巡礼の準備は万端です。この記事を片手に佐賀の地を訪れ、フランシュシュのメンバーが駆け抜けた「おうかん」を歩き、彼女たちが聞いたのと同じ「生きた佐賀弁」に触れてみてください。
あなたの旅が、忘れられない最高の思い出になることを願っています。